いつまでも改善しない肩コリを解消するには?

      2017/09/22

こんにちは、ココロとカラダの錬金術師、魚住です。

 

先日、肩コリに悩む多くのひとが知らないことについて、

そのマッサージが、あなたの寿命を縮めている  という記事を書きました。

その記事を多くのひとに読んでもらえて嬉しかったです。

 

その記事を読んで、マッサージに替わるものとして

何か良い方法がないですか?といったご質問を頂きました。

 

もちろん、たくさんあります。

そういったものを、ご紹介する、というのも良いことだとは思います。

しかしながら、方法論をご紹介するのは、

わたしの発信する方向性としてちょっとズレるかな、と思うんです。

 

方法論は、いくらでもご紹介することができても、

根本的な問題解決にはならない。

そのことを十分に感じているからこそ、

そういった方向性に走りたくないのです。

 

わたしが目指しているのは、方法論などの提示ではなく、

いま、抱えている悩みや問題。

そういった問題の構造を知ることで、

あなた自身が、その問題とどのように向き合うのか?

そういったことを提示したいのです。

 

そして、いま、抱えている悩みや苦しみの解放を

ゴールとするのではなく、その先にある未来ですね。

解放された先にある未来をどのように生きていってもらうのか。

そこを重要視しているのです。

 

あなたの人生を取り戻し、自分という存在と一体感をもって生きていく。

そういった理想とする未来の提示こそが、わたしが情報発信している目的です。

 

前置きが長くなりましたが、肩コリや肩甲骨など、

「肩」と言われる部分の痛みやコリを解消するには、どうしたら良いのか?

その問題構造について書いていきたいと思います。

 

 

方法論では解決しない

 

これは、わたしの発信を読んで頂いているなら、

耳にタコができるほど、聞いたことがある言葉ですよね。

 

なぜ、その痛みやコリが発生するのか?

そこを、あなた自身が知る事なしに、根本的な問題解決はあり得えないんですよ。

 

わたしも、職業柄ほんまに良く言われるんです。

「ここ、凝っているから揉んで!」と。

その度に、「このひとは、変わらないな」と思うわけですよ。

 

何が変わらないのか、というと

痛みやコリ、というのはカラダが声を発しているわけです。

カラダの声を聞いて欲しい。

だから、痛みやコリという不快感で示しているのです。

 

そのカラダの声を無視して、誰かに依存することで症状を解消しようとしてる。

これって、無責任だと思いませんか?

そういった意味で、「このひとは、変わらないな」と思うわけです。

 

自分のカラダに責任を持てない。

だから、いくらココロやカラダが悲鳴をあげても、それを聞くことがない。

聞いたとしても、誰かに任せて、自分ではなんとかしようとしない。

そりゃ、変わんないわけですよ。

 

カラダには本来、本来自己調整力や自然治癒力ってものが備わっているんです。

その能力を発揮するには、何よりもあなた自身が、

あなた自身のカラダの声を聞いてあげることなんです。

 

誰かに、いま出ている症状を良くして欲しいんじゃないんです。

 

症状を通じて、何か伝えたいメッセージがあるということ。

 

それを多くのひとに知ってもらいたいんです。

そしたら、色んな症状や病気というものは『悪』ではなく、

ココロとカラダがあなたに聞いて欲しいことがある

という大事なメッセージであるということを認識することができるから。

 

 

実際に、あらゆる症状や病気というものが、カラダに現れている

症状や病気の意味を、そのひと自身が理解することで、

なくなったというのはたくさん聞く話です。

 

なのに、痛みやコリを『悪いもの』として捉えてしまっていますよね。

痛みやコリがあったら、それは良くないものだから

一刻も早く取り去ってしまおう、と。

そんなマインドで生きている限り、いくら表面的な問題を解決しても、

また違う問題を勃発してしまうのです。

 

痛みやコリが発生している。

じゃあ、なぜ、それが起こっているのか?

 

・姿勢が悪いから、起こっているのか?

・食べすぎたから、内臓に負担がかかっていて、内臓を包む膜とつながっている筋肉が引っ張られることで、緊張しているのか?

・カラダの使い方が悪くて、部分的に負荷がかかっているのか?

・カバンの片掛けをしているから、筋肉が緊張しているのか?

・ココロの問題で、肩コリが起こっているのか?

・生きることに不自由さを感じているから、肩甲骨が固まっているのか?

考えられる理由を挙げていくと、まだまだ書いていくことができます。

 

現象だけをみると、肩コリ、肩甲骨の痛みということにはなりますが、

深くみていくと色んな原因が考えられるのです。

それを、現象面だけをみて、一時的に解消しても、

根本的なものは何ひとつ変わっていなければ、同じことです。

 

 

ココロの問題に起因する

 

 

ココロとカラダの錬金術師として、肩コリや肩甲骨周囲の痛みに関して、

何かしらのお役に立てることがあるとしたら、

それは、ココロの問題からカラダに痛みやコリという症状を現している

ということをお伝えすることでしょう。

 

エネルギー視点でみると、現代人の多くは頭を使いすぎているのです。

つまり、エネルギーが頭に集まりすぎている。

集まりすぎると、当然ながら問題になります。

頭にエネルギーが集まりすぎた結果、理性が崩壊し、

”キチガイ”のような状態に陥ってしまいます。

 

東洋医学の考えでは、”氣”の観点から「上虚下実」という、

ハラに氣や意識が充実した状態であって、

頭はスッキリしているのが良いとされています。

 

日本人は、農耕民族で、大地に根ざして生きる「ハラ」の文化があります。

だから、「ハラ」に氣が満たされている状態がつくり出されやすい、

という民族性があります。

 

しかしながら、床上での生活から離れて、椅子に座る

という生活スタイルの変化が起こっています。

便器も、和式から洋式に。

そういった生活スタイルの変化が、

わたしたちの「ハラ」意識を失わせる大きな原因となっているのです。

 

エネルギーというのは、熱性を帯びているものです。

熱は、空間の上の方に移動するという特性がありますよね?

室内をストーブで温めると、空間の上の方は暖かいけど、

下の方は上と比べて、ひんやりしている。

それをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。

 

だから、エネルギーというのは、上の方に行きやすいのです。

カラダでいうと頭に集まりやすいわけです。

 

「ハラ」ができると、その上に上がっていきやすいエネルギーが

頭に上がらないように下げておく役割をしてくれるのです。

「ハラ」がないと、すぐに「頭に血がのぼる」

という言葉があるように、キレやすくなります。

 

大人、子供関係なく、キレて殺人を犯してしまう、

というニュースは連日聞きますよね。

それは、「ハラ」を失っているから、

頭にエネルギーが上ることを抑制する装置がないからなのです。

 

頭に血がのぼると、理性が崩壊しますよね?

感情のコントロールができなくなる。

それを防ぐためにも、「ハラ」の意識が大事になのです。

 

 

 

脳はエネルギーを最も消費する組織である

 

 

頭に血がのぼる、というのは、頭にエネルギーや氣が集中する、

ということです。

 

それっていうのは、現代人の多くは仕事の形態や、生活スタイルの変化で、

カラダを使うことよりも、頭を使う肉体労働ではなく、

頭脳労働へとシフトしている、という側面があります。

 

だから、多くの問題は、カラダを使いずぎた負担によって起こる問題ではなく、

頭を使いすぎた結果起こっている問題の方が明らかに多いのです。

あまりにも膨大な情報処理が必要な状況に生きていて、

それが頭にエネルギーを集中させてしまっている原因となってしまっているのです。

 

ココロとカラダの声としては、負担を減らしたい。

なぜなら、脳は最もエネルギー消費の激しい組織なので、

脳を使いすぎることによって簡単にエネルギー切れを起こしてしまうのです。

そんな状態は、なるべくなら避けたい。そういう背景があるのでしょう。

 

だから、頭に過度にエネルギーを集中させたくないから、

どこかで歯止めをかけたい。

しかしながら、「ハラ」がないから、

本来抑制してくれるものがありません。

 

そしたら、どうしようか、となるわけですが、

肩コリや首コリという症状があるように、

頭にエネルギーがいかないように筋肉を緊張させて防ごうとするのです。

それが、肩コリや首コリ、肩甲骨周囲の緊張を生み出している、

という側面があります。

 

もちろん、すべての原因が、これというわけではありません。

そういった側面が大きい、という話をしているわけです。

 

頭でっかちで、生きていればいるほど、

肩コリや首コリ、肩甲骨周囲の緊張が強くなっているかもしれませんね。

氣やエネルギーを「ハラ」に下げないと、

その症状というのは解消することができないのです。

 

いくら揉んでも、ほぐしても、それが根本的な問題解決にはならない。

問題の本質を捉えるためには、あなた自身の

カラダの声を聞くことが欠かせないのです。

答えは、あなたの中にすでにあるのですから。

 

 

背負いすぎている

 

もうひとつ、ある側面からの話をしたと思います。

 

見出しにもあるように、色んなものを背負いながら生きている

ということです。

 

『肩の荷が降りた』という言葉があるように、あなた自身が

何かしらの悩みや苦しみといった問題を抱えながら生きていると思います。

そういった重荷というのは、どこに”ある”のでしょうか?

 

脳の記憶情報にストックされている、と答えるひともいるでしょう。

または、それぞれの感情と関連性の深い臓器に蓄積されている、

というひともいるでしょう。

そういった意見は、どれも間違いではありません。

 

わたしたち日本人は、先人から受け継いできた身体文化があります。

そのひとつとして、”身言葉”というものがあります。

 

『肩の荷が降りた』というのも、そのひとつですよね。

目には見えるものではないけど、そのひとの姿勢など、

立ち振る舞いをみることで、何か具体的なものはわからないけど、

何かを背負っている、ということは多くのひとにも理解できることでしょう。

 

実際に物理的な”何か”は、肩にはのっていないけど、

のっているかのように見えるわけです。

 

 

じゃあ、目には見えないけど、肩には何が載っているのか、というと

ココロに抱え込んだ、悩みや苦しみといったものでしょう。

そういったものを抱えているほど、肩の荷が

重くのしかかっているようにみえます。

 

つまり、ココロの問題が、カラダに現れている、というわけです。

 

 

 

課題の分離

 

 

なぜ、そんなにも多くのものを背負いながら生きているのでしょう?

 

色んな側面があると思います。

それらをひとつひとつ書いていくと、膨大な量になってしまうので、

ここではあるひとつの側面からみた話をしたいと思います。

 

それは、見出しにも書いたように

『課題の分離』ができていないからです。

 

『課題の分離』ってなんやねん?って思ったかもしれません。

簡単にいうと、自分自身の課題と、他者の課題の区別ができずに、

ひとの課題まで、自分の課題として捉えてしまっている、

ということです。

 

ひとの課題に、勝手に介入して、自ら問題を抱えてしまっている、

ということです。

本来抱えなくてもいいものを、あえて自ら抱え込んでしまっている。

この問題は、意外にも多いんです。

 

『課題の分離』という言葉は、

アドラー心理学で出てくる概念、考え方です。

アドラー心理学では、最終的に、「その課題の責任を誰がもつのか」

ということから、責任の所在を明確にするという考え方があります。

 

日常生活の中で、この考え方を取り入れてみるとわかるのですが、

いかにわたしたちは、自分の課題だけならまだしも、

他者の課題に勝手に介入して、自らストレスを生み出しているのか、

ということを認識することができます。

 

自分のことは、さて置き

他者のすること、なすことが気になって仕方がない。

 

周りを見渡してみると、そんなひとって少なくないでしょ?

 

あなたは、どうですか?

 

自分がそうじゃない、と思っていても、じっくりと

自分自身を観察してみると、意外にも多くのことで

他者のことを気にしながら生きています。

 

 

それが、多くのストレスや悩み、苦しみといった

問題を引き起こしてしまっているのです。

あなたが抱えている問題は、その責任の所在を明確にすると、

自分自身にとって必要なのか、必要じゃないのか、

ということを認識することができるようになります。

 

そうすると、抱えなくてもいいものを抱えずに済むから、

それだけで多くの悩みや苦しみといった問題から解放されるようになります。

 

わたしも、昨年発売され、ベストセラーになった

『嫌われる勇気』というアドラー心理学の本を読み、

そこで『課題の分離』という概念を知りました。

その概念を知ってから、ほんまに大きく変わりましたね。

これまで背負っていたものを、かなり降ろすことができたのです。

 

自分自身のモノゴトに対する捉え方。それが変わることで、

本来抱えなくても良いものがわかるようになります。

そしてスッキリさせることができるようになります。

 

言ってみれば、問題をつくり出してしまっているのは、

他でもない”わたし”自身なのですから。

 

自分の捉え方が変われば、問題が問題ではなくなる。

問題であるというフィルターを持っているから、

問題という概念に当てはめてしまうのですから。

 

あなたの、背負っているものは何ですか?

その背負っているものを解放することができたなら、

いま、あなたのカラダに現れている

肩コリや肩甲骨周囲の痛みから解放されるかもしれませんよ。

 

その症状は、あなたのココロの問題に起因しているかもしれません。

その背負いこんでいるものを解放してみましょう。

そのために『課題の分離』が必要になってきます。

 

 

まとめ

 

・あなたのカラダに現れている症状は、方法論では解決できない。

問題の本質を、あなた自身が知ることが大事。

 

・肩コリや肩甲骨周囲の痛み、といった

カラダの症状の背景にあるものを知ることが大事。

カラダの声を聞くことで、それが分かるようになる。

 

・コリや痛み、というのは『悪いもの』ではない。

あなた自身に、ココロとカラダが何かを伝えたいことがあるから、

それを代弁している。

感謝の気持ちをもって、カラダの声を聞くこと、対話することが重要である。

 

・『課題の分離』ができるようになると、

本来抱え込まなくても良いものを解放することができるようになる。

 

※今回のブログで書いたことは、ある側面から切り取ったものになります。

肩コリや肩甲骨周囲の痛みというものは、色んな原因が考えられます。

問題の構造をみるときには、偏ったある1点からだけみるのではなく。

多面的に捉えていくことが大事です。

 

今回のブログを読んで、何か疑問に感じることがありましたら、

ぜひコメント欄に書き込むか、こちら icon-envelope-o からメッセージで送ってみて下さい。

 

 

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