テクニックではつながれない!コミュニケーションの本質とは?

      2017/09/22

対人関係で抱えてしまう悩みや苦しみは、コミュニケーションの不調が、

ひとつの大きな問題としてあげられるでしょう。

 

そこで、どうしたらコミュニケーションがうまくいくのか?

その答えを知りたくて、ネット検索したり、そういった類いの本を

読んだりすることで、色んなコミュニケーションを円滑にする

テクニックを知ることができます。

 

しかしながら、色んなテクニックを知ったからといって、

あなた自身が抱えている悩みや問題が解決するのか、というと、

それは、Yesとは言えないでしょう。

 

 

テクニックを使って、相手とのコミュニケーションを円滑にしようと思うと、

多くの場合、そのテクニックを使うことに意識が集中してしまうのです。

ということは、相手の話に意識が向いておらず、

表面的な部分にしか意識が向いていないため、

相手との深いつながり、一体感を得られることはありません。

 

 

様々なテクニックを使えば、あなた自身の体感としては、

確かにコミュニケーションが円滑に行われているように感じるかもしれません。

 

 

しかしながら、それは表面的な摩擦や衝突を避けた、ということでしかなく、

本質的な部分でのつながりが得られないから、

何も生まれないことが多いのです。

 

つまり、当たり障りのない会話になってしまう、ということです。

 

 

コミュニケーションの本質とは?

 

 

そもそもコミュニケーションの本質とは、一体何なんでしょうか?

 

それは、ひととつながること、一体感を得ることであり、

お互いの価値観を交わらせることでもあります。

 

これは、わたしの持論であり、価値観なので

コミュニケーションの本質は、そんなもんではないでしょ?

っていう意見もあるかと思います。

それは、それで良いのです。

 

ひとそれぞれに、価値感が違っているのが当然です。

 

だから、自分自身が、その言葉の概念をどのように捉えているのか、

ということだけであって

それが、正解なのか、不正解なのか、ということを議論することに

意味はありません。

 

お互いの価値感が違っているのが当然なのだから、

その異なる価値観を交わらせる、

というのがコミュニケーションなのですから。

※一体感については、あなた自身との一体感をもって生きること icon-share-square-o 

という記事に詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

価値感の押し付け

 

 

お互いの異なる価値観を交わらせること。

それが、コミュニケーションの本質である、ということを書きました。

 

ただ単に、どちらか一方の価値感を押し付ける、ということだと、

それは、押し付ける方と押し付けられた方という一方通行的な流れになり、

それは、”支配”する側と、支配される側に分かれてしまいます。

 

このように、いまの資本主義社会の歪みは、

支配する側と、支配される側の二極化がどんどん進んでしまって

その結果、もうこれ以上進めない、

というところまで来てしまっていることから生じているのでしょう。

 

一方通行的な流れは、いずれどこかで行き詰まってしまいます。

だから、いまの世の中に対して、多くのひとがあらゆる面で

行き詰まっていることを感じていると思います。

 

わたしたちが、普段何気なしに行っているコミュニケーションの場においても、

どちらかが、相手を支配し、支配される、という関係性になってしまってます。

 

 

それは、なぜ起こるのでしょう?

 

結局のところ、意識のベクトルが自分自身に向かっていて、

自分の価値観が正しい、という想いがどこかにあるからです。

先ほども書いたのですが、それぞれに価値感が違っている

というのが当たり前なのです。

 

その前提条件を外して、コミュニケーションを取ろうとするから、

自分の価値観を、相手に押し付ける、という図式が生まれてしまうのです。

 

だから、様々なコミュニケーションを円滑にするためのテクニックを、

いかにして、自分の価値観を相手に押し通せるのか、

ということに使ってしまっているのです。

または、押し通すまではいかなくても、

お互いに当たり障りのない状態でおさめるための方法として使われてしまっています。

 

※価値観については、価値観を破壊せよ  icon-share-square-o 

という記事を読んで頂けますと、より理解が深まると思います。

 

 

 

お互いの価値感を交わらせるとは?

 

 

お互いの異なる価値観を交わらせるということは、

一方通行ではなく、双方向に循環する、ということです。

双方向に循環する、ということは1+1=2ではなく、

3にも4にも、10にもなるということです。

足し算ではなく、かけ算になり、相乗効果が起こるのです。

 

その結果、お互いの価値観を交わらせることで、

何らかの化学反応が起こり、新たなものが、創発されるのです。

これこそが、コミュニケーションの本質であり、醍醐味でしょう。

 

 

 

創発されるには

 

 

相乗効果が起こり、創発されるには、

何か、あるテーマについて話しているときに、

お互いに、自分の主張やゴールというものがあると思います。

そういった自分の主張やゴールというものに意識を向け過ぎてはいけません。

 

そこに意識を向けすぎるということは、自分の主張やゴールを

目指してしまう、ということでもあります。

それが、自分の価値感を相手に押し通そうとする原因となってしまうのです。

自分の主張やゴールというものは持っているのは良いと思います。

 

しかしながら、大事なのは、そこに意識を向け続けるのではなく、

いったん、”宙づり”状態にしておくことが重要なのです。

宙づり状態にしておくことで相手の話を聞くことができるようになります。

つまり、相手の価値観を受け入れる、ということでもあります。

 

このようにして、自分の価値感を全面的に押し出すのではなく、

ひとまず自分の価値観の主張は置いておいて相手の価値感を受け入れるのです。

そして、受け入れた上で、自分の価値観を交わらせる、

ということで、何らかの化学反応が起こり、

何か新しいものが創発されるのです。

 

このプロセスこそが、コミュニケーションを行う上で重要になってくるものです。

 

コミュニケーションは、勝負事ではありません。

相手に自分の主張を押し通し、受け入れさせるものではないのです。

相手を受け入れる”懐(ふところ)”。

それを持っていられるのかどうか、それが大事なことになります。

 

 

 

まとめ

 

コミュニケーションの本質は、

相手と深くつながること、一体感を得ることであり、

お互いの価値観を交わらせて、新たなものを創発することになります。

コミュニケーションを円滑にするために様々なテクニック

というものがありますが、そういったものを使おうとすればするほど

本質からは遠ざかるでしょう。

 

大事なことは、相手の価値観を受け入れること。

その上で、自分の価値観を交わらせていくことなのです。

 

 

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